単色っていいよな

2008年6月5日
この多色全盛の時期にこんなことを考えてしまうから勝てないんだ。

それでも惹かれるものがあります。土地の数が十分あるのに事故とか我慢できなくありませんか?

カ赤も三色に見えて基本赤単として動くように作ってあります。

そしてもうひとつ興味を惹かれるのが緑の2マナ圏エンチャント群。
《虹色の前兆》とともに気になっていたのが《粒選りの収穫》です。ごく限られた地域で《場当たりな襲撃》と組み合わされているライブラリー操作エンチャントですが、これって単体でも十分強いんですよね。ビートダウンが息切れを防ぐのにピッタリで、なんとなく《よりよい品物》っぽい気がします。

これと組み合わせて強いカードないかなぁ(頑強はもちろん)とwikiを眺めていたらとあるカードを見つけました。

《暴走するヌー》

これはいいじゃないか。どこがいいかというと、まず渋さ。渋いはずだ、基本セットのアンコモンで昔にある程度名を残すデッキのキーにもなっている。トランプルついてるし。4マナ5/4だし(こう書いてるとただ好きなだけってばれますね)。

ということでこのカードがキーになっていたデッキ「ステューピッドグリーン」をデッキ検索してじっくり鑑賞しました。

いいなぁ、作りてぇなぁ…

ということで作ってみました、現代版ステューピッドグリーン

「ティンバー・ヌー」

クリーチャー 30

ラノワールのエルフ 4
根の壁 4
スクリブのレインジャー 4
台所の嫌がらせ屋 4
彼方地のエルフ 2
狩りをする巨鳥 2
暴走するヌー 4
ティンバーメア 4
仮面の称賛者 1
剃刀毛のマスティコア 1

ソーサリー・インスタント 6

忍び寄るカビ 4
原初の命令 2

エンチャント・アーティファクト 4

粒選りの収穫 4

土地 20 

森 15
樹上の村 4
ペンデルへイヴン 1

サイドボード 15

ぶどう園の大魔術師 4
ムウォンブーリーの酸苔 4
難問の鎮め屋 3
ロクソドンの戦鎚 2
裂け目掃き 2

とこんな感じです。デッキ名になっている二体のクリーチャーのコンボが基本で、《スパイクの飼育係》は《台所の嫌がらせ屋》に代わり、《花の壁》が《仮面の称賛者》(粒選りと相性がいい)にという感じで他の部分は元祖とあまり合致しないのですがなかなか面白い動きをしてくれます。

実際大会に出たわけではありませんので何に強くて弱いかははっきりしませんが、ライフゲインが多いのでとりあえずバーンには強いと思われます。

後、サイド後ならフェアリーにはかなり優位に立ち回れると夢想しています。《ぶどう園の大魔術師》は本家と同じ動きをしてくれるでしょう。《難問の鎮め屋》もカウンター対策として存分に力を振るうはずです。というかエルフさえ消えればこちらがメインボードの理想系なのですがねぇ。

しかし、公式ページでのスタンダード考察が正しければヒバリの対策を怠るわけにはいけません。この色なら《太陽と月の輪》がいい感じがしますが《フェアリーの忌み者》の評判を聞くに非常に迷うところです。《原初の命令》のモードのひとつが、メインからの一応の策になりますが心許ないですね。

とりあえず好きなカードで組めたデッキなので、一度FNMにでて感触をつかんできます。

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